同じ機器なのに、なぜ価格が違うのでしょうか
プライス・デコーディングの時代、施術費を理解する基準

施術の価格は、機器の名前とショット数だけでは決まりません。診断、デザイン、実際の施術、経過観察まで、何が含まれているかを読み取れてはじめて比較が可能になります。
患者さんはもう価格表を分解して見ています
クリニックの価格が、実力や実際の効果よりも、マーケティング競争や内装費用で決まっているように見えることがあります。私はその現実を残念に思います。高いクリニックが必ずしも上手なわけではなく、安いクリニックが必ずしも合理的なわけでもありません。結局見るべきなのは価格表ではなく、自分の顔をどう診断し、なぜこの施術を選び、誰がどんな方法で施術するのかです。
同じ名前の施術でも、実際の内容は同じではありません。エネルギーの深さと強さ、照射の間隔、部位ごとの配分、痛みの管理、ほかの施術との順序が変わりうるからです。価格を正しく比較するには、まず提供される医療行為が同じかどうかから確かめる必要があります。
機器の費用より大切なのは、判断の費用です
必要な施術はすべきで、不要な施術はしないのが正しいと思います。よい診療には、何をするかを決める判断だけでなく、今はしなくてよい施術を見分ける判断も含まれます。たるみに見えても、皮膚の弛緩、脂肪、筋肉、骨格の比重は人によって違うので、時には施術を先送りしたり、別の方法を選んだりするほうがよいのです。
だから合理的な価格は、単に安い価格と同じではありません。自分の悩みに合わない治療を何度も繰り返すより、優先順位を決めて必要な治療だけを行うほうが、全体の費用と負担を減らせます。
説明できる価格が信頼をつくります
患者さんが知りたいのは「高いからよい」という言葉ではありません。なぜこの治療が必要なのか、選ばなければどんな変化が予想されるのか、より負担の少ない代案は何か、費用にどこまで含まれるのか、です。クリニックは商品名を並べるのではなく、診断と選択の根拠を翻訳して伝えるべきです。
リヨンケイはカウンセリングの結果を一枚の My Skin Plan にまとめます。現在の状態、今回の優先順位、選んだ治療の役割、予想される経過、次の判断時期を一緒に記録します。価格表を販売ツールではなく、意思決定表に変える過程です。
価格を比較するときに確認したい四つのこと
第一に、自分の悩みと治療目標が一文で説明できるか。第二に、機器名だけでなく、部位と範囲、チップまたはカートリッジ、施術者が明確か。第三に、痛みの管理とアフターチェックが含まれているか。第四に、追加費用が発生しうる条件を事前に説明しているか。この四つがそろってはじめて、価格も同じ基準で比較できます。
施術の量や価格の高低だけで結果を判断することはできません。よい選択とは、自分が支払う費用がどんな診断と設計、施術とアフターケアにつながるのかを納得できる選択です。
カウンセリングの前に考えてみたい質問
この費用には、診断・施術・アフターチェックのうちどこまで含まれますか
私の悩みにおいて、この機器が担う役割は正確に何ですか
今はしなくてよい選択と、より負担の少ない代案は何ですか
リヨンケイの施術構成と費用は、開催中のイベントでご確認いただけます。
施術の必要性や効果には個人差があります。どの施術が必要かは、肌を直接拝見してカウンセリングで決めます。



